日時:2012年11月3日(土)14:00~16:30
会場:アルファ―ビル 5F
当時のガイドブック紹介文:
米子市出身の映画監督・岡本喜八。米子市民の、そして米子映画事変の源流は彼の作品にあり?!自
らが大の喜八ファンでもある本イベント実行委員長・赤井孝美が上映作品をセレクト。一度見たら虜
になる喜八作品の魅力をとくとご堪能あれ。
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岡本喜八(おかもと きはち)
1924年、鳥取県米子市生まれ。明治大学商
科卒業後、東宝に入社。1958年『結婚のす
べて』で監督デビュー。機関銃のようにしゃべる
セリフとテンポの速い展開で、当時の観客を驚か
せた。その後、戦争体験を原点に、鋭い人間風
刺につらぬかれたユニークな喜劇映画スタイルを
開拓してきたが、『日本のいちばん長い日』(67)
などのシリアスな内容の作品も手掛け、芸術祭
文部大臣賞などさまざまな賞を獲得した。主な
作品に『独立愚連隊』(59)『江分利満氏の優
雅な生活』(63)『肉弾』(68)『ジャズ大名』
(86)『大誘拐』(91)『EAST MEETS WEST』(95)『助太刀屋助六』(2002)など。
2005年没。
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吶喊
1975年/93分/ATG
監督・脚本: 岡本喜八
音楽:佐藤勝 撮影:木村大作
キャスト:伊藤敏孝|岡田裕介
高橋悦史|伊佐山ひろ子|千波
恵美子|坂本九|天本英世|岸
田森|田中邦衛|仲代達矢
吶喊(とっかん)...ときの声をあげること。
今から百年程前。奥州の百姓のせがれ千太
は嫁をもらおうと願をかけ、その通りに道
を通りかかった女に襲い掛かる。しかしそ
こに現れた万次郎という官軍の密偵の青年
に、その女・お糸を奪われてしまう。家に
帰った千太はそこで仙台藩の下級藩士・細
谷十太夫に出会う。戦争を見たことがない
千太は止めるのも聞かずに十太夫について
いこうとするのだが...。
幕末の"戊辰の戦い"にまきこまれた若者
たちの生きざまを通して、明治維新という
変革の意味、そして変革の姿を浮き彫りに
した青春活劇。
岡本みね子氏トークショー ~みね子ママに聞こう!~
故・岡本喜八監督を、妻として、相棒として支え続けた、現役の映画プロ
デューサーである岡本みね子氏。その強烈な個性と面倒見のよい人柄を
慕って、映画界だけでなく、さまざまなジャンルの後進作家が集まってきま
す。今回、みね子ママにお聞きしたいのは、「モチベーションの保ち方」。
かつて喜八監督が大手映画会社からそっぽ向かれた企画「吶喊(とっか
ん)」。借金してまで自主制作したその情熱、衰えることのないモチベーショ
ン。クリエイターのみならず、なにかを成そうとする者なら、誰もが気にな
るこの問題を、数々のエピソードとともに、みね子ママに存分に語っていた
だきます。
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岡本みね子(おかもと みねこ)
1937年、東京生まれ。早稲田大学心理学科卒業。シナリオ・ライター志望だったが、岡本喜八監督と出会い、卒業と同時に結婚。1968年の『肉弾』以来、喜八プロダクションで製作に携わる。1981年に『キッドナップ・プルース(』監督・浅井慎平、主演・タモリ)プロデュース。1991年プロデュース作品『大誘拐』(監督・岡本喜八、主演北林谷栄、緒形拳)で藤本賞を受賞する。1995年の『EAST MEETS WEST』では初の海外ロケーションにも挑戦し、成功を収めた。プロデュース作品でもある1996年の『風のかたみ』(監督・高山由紀子)は各国の映画祭でも上映された。